一般質問を行いました

 12日の金曜日に一般質問を行いました。主な質問内容と答弁は、以下の通りです。

1.消防行政について
 ①広域化の検討についての進捗状況は
    ━近隣の自治体との合意形成を図る必要があるが、現在のところ、動きはない。
 ②南部地域、とくに打田・高船・天王の山間地域は、その地理的状況から、消防・救急出動に時間を要する。南部地域に消防署の出張所を設置する必要があると考えるが、市の考えは。また、出張所ができるまでの間、せめてAEDを配備していただきたいと考えるが。
    ━南部地域に出張所を設置することは、重要な課題であると認識している。AEDの配備については、地域の協力があれば、予算措置を行っていきたい。
 ③マンション等中高層建築物の消防体制について、現状と課題について問う。というのも、マンションによっては、火災が発生する確率の高い台所方面に、消防車が侵入できないような構造になっているところもあるからである。また、高齢化が進むと、火災発生率も高くなると推測されることから、住民の不安も高まっている。住民の不安を解消するには、消防体制がきちんとなされているという情報の提供と、火災の延焼を防ぐためにすべきことを、しっかりと住民に周知することが必要。
    ━水利の確保はされているが、不法駐車等があれば、消防活動の妨げになることもあることから、これまでにも住民の方に協力を呼び掛けているし、今後も、そうした活動に努めていきたい。
 ④住宅用火災警報器の設置効果と、設置後の課題について問う。設置後の課題については、電池が切れていないかどうかの確認や、電池の交換作業であると考えられる。とくに、設置した当初と違って、その後の環境の変化により、電池交換が難しくなると考えられる高齢者世帯などへの対策を、今から考えておく必要があると思われるが、市の認識は。
    ━火災警報器を設置したことにより、被害が軽減された事案は3件あった。電池の確認・交換等については、定期的な点検が必要であることから、啓発に努めていきたい。

2.女性施策について
 ①期待されていた女性交流支援ルームの土曜日開室が、わずか半年で閉室された、その理由を問う。こうした施設は、仮に利用が少なかったとしても、開室時間や曜日を、コロコロと変えるべきではない。
    ━これまで試行的に土曜日の開室を行ってきたが、利用者(団体)が少ないことや、土曜日は家族が家にいるため、相談者が出向きにくいというようなことが考えられるため。
 ②DV加害者に対する相談・支援体制の充実を。
    ━市独自では困難であるが、これまで行ってきた電話相談を継続して実施していくとともに、加害者に対しては、民間の団体等を紹介していきたい。

3.観光施策の推進を
 ①京田辺には、観光資源・歴史的資源がいっぱいある。そうした観光資源のさらなる掘り起こしを行い、動線を作成することで、市の「財産」として、観光施策を戦略的に推進すべきであると考えるが、市の認識は。また、あらゆる媒体を通して、観光資源の積極的なアピールを。
    ━民間の旅行会社に情報を提供したり、京都府とともに、観光施策の推進に努めてきたし、今後も取り組んでいきたい。
 ②旅行者が迷うことなく訪れることができるよう、観光案内所を駅前に設置すべきと考えるが、市の見解は。
    ━観光協会の意向を伺いながら、検討していきたい。

4.障がい者施策について
 ①緑の風作業所が検討されているケアホーム建設の見通しについて問う。
    ━府の審査会が必要。市としても努力する。
 ②移動支援、日中一時支援の見直しにあたって、サービスの低下にならないよう、十分な個別対応を求めるとともに、安心して利用できるよう、事業所の育成に努めてほしい。
    ━短期入所や行動援護など、複数のサービスを利用するよう勧めるとともに、必要な方には、十分な個別対応を行っていく。

投稿テーマ: 1-6.2009年6月議会. Bookmark the permalink.

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