ココナッツ

フィリピンには、至る所にココナッツ(椰子)の木がある。そのココナッツの木に登って実を取ってもらい、もぎたてのジュースを飲み、甘い果肉をスプーンで掬って食べる。「これほど贅沢なことはない!」と感じる瞬間だ。
最近、日本でも「椰子の実洗剤」が出回るようになったが、実はこのココナッツ、フィリピンではいろいろな製品になっている。食用油のほとんどがこのココナッツから作られているし、酢もココナッツ。洗剤もココナッツ。そして、何とココナッツの繊維を使った箒があるだけではなく、床拭きの雑巾代わりに、乾燥したココナッツの殻が使われているのだ。ココナッツには適度な油があるため、ココナッツの殻で床を磨くと、驚くほどピカピカになる。
このように、ココナッツには捨てるものが何もない。それに、年がら年中たわわに実をつけている。もし、このココナッツの木が国民一人一人に一本ずつあれば、誰も飢えることはない、と言われている。

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