今週の火・水曜日の２日間、自治体議員を対象とした研修会が奈良県で開催されましたので、参加してきました。
この研修会は、全国各地で年間３回ほど開催されているようですが、今回は日程的に参加できる可能性が高かったことと、お隣の奈良県での開催で近くであったため、参加することにしました。
以前にも書いたことがあるかもしれませんが、議員を対象とした研修会の費用はビックリするほど高く、今回の研修会も、参加費だけで２万５千円もしました。これが遠方地での参加になれば、交通費やら宿泊費やらで、ゆうに５万円以上はかかってしまいます。
というわけで、大変勉強になる研修会なのですが、なかなか思い切ることができず、近場で開催される時にしか参加できていない、という現状です。
今回は、１日目に、最近になって議論が再燃し始めた道州制についての講演と公有地についての研究報告を受け、２日目には分科会に分かれてそれぞれ研修を受けました。私は財政問題に弱いので、今回も財政問題についての研修を受けました。
道州制の議論については、この頃にわかに現実味を帯びてきています。とくに、大阪府の橋下知事などは、記者会見時に「関西州」「近畿州」と書かれたものを背景にされていますし、全国的にも、いわゆる若手改革派知事らから、道州制についての肯定的な発言がなされているような感を受けます。
平成の市町村大合併についての検証もきちんと行われていない中で、この議論を進めていいのかどうか、私自身も勉強しなければなりません。
財政問題の分科会は、いつも本当に勉強になります。講師の先生が実例を通して説明して下さったりするので、非常にわかりやすいのです。どういったところに視点を置き、数字を読み込んでいくのか、私たち議員の仕事はまさにこれにつきます。
お昼はサンドイッチを持って行き、奈良公園で頂きました。久しぶりに外でゆったりとランチを取ることができ、心のリフレッシュになりました。
パンの残りを池の鯉にあげていると、いつの間にか鹿が寄って来て、「ちょうだい、ちょうだい」とお辞儀をしてくれるので、鹿にもあげてみました。鹿はパンを食べない、と思っていましたが、単なる思い込みだったのですねぇ～。すごい食欲に圧倒されてしまいました（笑）。
