生活援助に関する研修

実は、8月から介護や高齢者の生活援助に関する研修を受けています。
相談ごとなどで、高齢者の方のお宅を訪問することが多くなり、実際に介護をしなければならないような状況が増えてきたことがきっかけです。
また、いかにすればヘルパーさんなどに頼らずに生活できるか、といったアドバイスを求められることもあり、その度に市役所や社協に問い合わせているだけでは、「ダメだな~私…××」と思っていたこともありました。
研修が始まるまでに、多くの課題レポートをこなさなければならず、ヘトヘトになって始まった研修でしたが、毎日の宿題も多くてビックリ! こんなに詰めて勉強するのはいつ以来でしょうか…? とにかく一日中勉強している感じです。
そんな中、今日は定住外国人施策に関するセミナーを受けるために、日帰りで浜松まで行ってきました。
テーマは、「多文化共生社会における防災のあり方~情報弱者を作らないために~」。
具体的には、災害時や緊急時に、どのようにすれば外国人住民の方々に「正しい」情報を、迅速かつ確実に伝えることができるか。あるいは、外国人住民の方々を情報弱者として捉えるだけではなく、むしろ力強い支援者として活躍が期待できるように関係をつくっていくか、といったものでした。

内容はとても濃くて深く、考えさせられることばかりでした。
とくに印象的だったことは、基調講演の中で紹介された、日本に定住されている日系ブラジル人の方々が炊き出し活動に行かれたときのこと。
【メディアでは「世界からの支援」と報道され、行政の方からも「世界からの援助を受け…」とお礼を言われたが、支援活動をされた方々は、同じ日本に住む者としていてもたってもいられなくなり現地へと出掛けられたのに、「世界からの…」と形容されてしまった。これは、日本人が定住外国人の現況や思いを理解できていない部分】との指摘。
ちょっと、ガーンときました…。
今日は介護研修の中休み日で、ゆっくりしたい気持ちもあったけれど、行って良かったです。頭の中のスイッチを切り変えるのに苦労しましたが…(苦笑)。
疲れているし、とても眠たいのですが、今から頑張って介護研修の課題をします。

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