酒の肴その3

今回も酒の肴の続きで…。フィリピンは、日本と同じく島国なので、魚介類は豊富である。オーソドックスに、塩焼きで食べるもよし、油で揚げて食べるもよし、あるいはチリソースで食べるのも良い。
フィリピンは、スペイン・アメリカ・そして日本に、永年植民地支配を受けていたので、料理にそうした影響は色濃く出ている。それに、華僑も多く住んでいるため、中華風の調理方法も多く見られる。そんなわけで、意外にも?フィリピンで食に困ることはないのである。
で、今回は、「キニラウ」というフィリピン風お刺身を紹介しよう。キニラウというのは、簡単に言ってしまうと、白身の魚の酢漬けである。白身の魚に、タマネギやパプリカのみじん切りを加え、たっぷりの酢と塩コショウで和えただけのもの。砂糖が入っていないので、酸味の強さが鼻につくが、慣れてしまえば気にならない。コショウも、粒を粗く挽いただけなので、やはり大人向けの料理である。好みでカラマンシー(すだちのようなもの)の果汁を加えると、出来上がり。
フィリピン人曰く、キニラウを酒の肴にすると、二日酔いしないとか。??。

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