幻のお酒

ココナッツのことについて、前回書き忘れたことがある。それは、ココナッツが「幻のお酒」にもなるということである。
なぜ「幻のお酒」と言われるのか。それは、賞味期限が半日しかないからである。しかも、新鮮なココナッツでしか作ることができない。できれば、田舎の空気のきれいなところがいい。その方が、いいココナッツができているからである。味は、ココナッツジュースと全く同じ。ところが、「美味しい、美味しい」と思ってガブガブと飲んでいると、とんでもないことになってしまう。実はこのお酒、アルコール度数がとびっきり高いので、たちまち酩酊してしまうのだ。
私も、この「幻のお酒」のお相伴に与りたいと思い、友人が田舎に帰るときに同行させてもらった。ところが…。いいココナッツがないとか何とかで、ついにその夢は…。まさしく「幻のお酒」となってしまったのである。
このお酒、「トゥバ」とか「ランバノッグ」と呼ばれる。製造して、瓶詰めになったものも売られているが、チャンスがあれば、ぜひこの生の「幻」の方をご賞味いただきたい。

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