カトリック教徒の多いフィリピンでは、一年の中で最大のお祭りがクリスマス。そして、新年も元旦だけ、クリスマスと同じように祝う。
どちらも深夜の0時を迎える頃、家族が全員揃って食卓につき、お祝いの料理を頂く。丸いものや長いものが縁起物とされているため、赤い蝋でコーティングされた大きな丸いチーズや、ビーフン、スパゲッティなどが必ず用意され、あとはそれぞれの家庭の家計に応じて、豚肉もしくは鶏肉の丸焼きやフライドチキン、生クリームと練乳で和えたフルーツサラダなどが並ぶ。
何よりも驚くのは、深夜の0時の時報とともに、一斉に爆竹が鳴らされることであろう。その音たるや、すさまじいものがある。もちろん、危なくて外には出られない。また、毎年クリスマスと新年の翌日には、多数の負傷者が病院に運ばれる。手足を吹っ飛ばされる者も少なくない。それでも、この爆竹が禁止されることはない。こうした習慣は、フィリピンに多数暮らす、華僑の影響と言われている。ちなみに、華僑は旧正月を祝う。
こんなことを書いていたら、フィリピンのクリスマスとお正月が恋しくなってきた。
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